北朝鮮を継ぐ男 革命家・朴甲東の80年の軌跡 [ 近藤大介 ]

   

革命家・朴甲東の80年の軌跡 近藤大介 草思社キタチョウセン オ ツグ オトコ コンドウ,ダイスケ 発行年月:2003年02月 ページ数:317p サイズ:単行本 ISBN:9784794211873 近藤大介(コンドウダイスケ) 1965年生まれ。

埼玉県出身。

東京大学教育学部卒業。

89年、講談社入社。

『FRIDAY』『週刊現代』を経て、現在『月刊現代』副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ 新政権参画をめざして/第1章 「独立万歳」の子(一九一九ー一九三五)/第2章 早稲田大学時代(一九三六ー一九四二)/第3章 『解放日報』記者(一九四二ー一九四六)/第4章 南朝鮮労働党(南労党)党員(一九四六ー一九五〇)/第5章 朝鮮戦争勃発、平壌へ(一九五〇ー一九五一)/第6章 粛清の地と決別(一九五一ー一九五七)/第7章 朝鮮民主統一救国戦線(一九五七ー一九九四)/エピローグ 金正日体制が崩壊する日 李承晩政権に弾圧され、朝鮮戦争時に北へ渡ったのち、金日成によって監禁生活を余儀なくされて、辛くも日本に脱出した元南朝鮮労働党(南労党)地下総責任者・朴甲東。

朝鮮独立の志を抱く甲東青年が、第二次大戦後、南労党幹部となってから、「朝鮮民主統一救国戦線」をつくり、金正日体制崩壊後の新政権参画をめざすまでの波瀾にみちた半生を追った力作評伝である。

抗日の英雄になり代わって登場した“金日成”の南侵の狙い、朴憲永ら労働党の正統派幹部を粛清していったその手口など、こんにちにつづく北朝鮮の独裁体制の原点を明らかにする。

朝鮮半島をめぐる現代史の貴重な証言。

本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国)

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